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インターンシップのScreen7のレビュー・感想・評価

インターンシップ(2013年製作の映画)
4.0
私が履修している経営学の授業の先生が映画好きな方で、映画3本観て経営学と関連付けさせてレポート書けって課題が出されたので「経営学 映画」と"ググって"これをチョイス。
お馬鹿系コメディだろって少々見縊ってたけど中身はいい話でいい映画。新生活に疲れやすい今の時期にぴったり。鑑賞後爽快な気分になれます!

レビューの最初に"ググる"を強調した通り、今作の主な舞台はGoogle社で、そこでのインターンシップの話。大学生だらけの中、2人の中年男性ビリーとニックもこのイベントに参加。彼らこそこの物語の主人公。
仕事をクビになったけどそこから這い上がって大成功!みたいな話の映画はよくあるけど、そのきっかけがインターンシップというのは珍しいのでは。
私がインターンシップの映画といって思いつくのはやはり『マイ・インターン』。『マイ・インターン』は今作も話の内容と雰囲気は全く違うけど、人生における大切なこと・新しい人生への一歩、という意味では似ているかも。

映画パロディがおもちゃ箱の如くごそっと沢山出てきます。個人的には、阿呆みたいなクィディチ(ゴールデンスニッチが金色の全身タイツの男はナメてる笑)の試合や若干似ているビフ・タネンが面白かった。笑
コメディ映画らしくおふざけ感満載なパーリナイシーンもある一方、ラブコメのような大人同士ならではの素敵なロマンスも有り。全部面白かったな。

「お前たち"恐竜"にとって世の中は厳しいぞ」という言われてしまうくらい古い人間のビリーとニックですが、このインターンシップでGoogle社や若者たちと関わることで前向きになり、良い大学→良い人生と悲観的な考えだった大学生たちはビリーとニックから学力だけではない大切なことを教えてもらいました。お互いに良い影響を与えられたインターンシップだったと思います。
"いい夏になった"彼ら。私も大学生活勿体ない過ごし方をしないようにもっともっと充実させたい!と強く思いました。
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