emily

黒い血の記憶のemilyのレビュー・感想・評価

黒い血の記憶(2013年製作の映画)
2.0
事故で両親を亡くしたテューバ、遺品整理をしていると、自分が養子であることを知る。本当の親が誰なのか、8歳の子供サーガを連れて故郷へ帰る。町の人々は彼女達によそよそしく、出生の秘密にはおぞましい真実が隠されていた。

冒頭の交通事故のシーンのカメラワークが残酷で、交通事故の衝撃が観客にしっかり伝わる映像に、何かすごい事が起こる予感を感じさせる。

無音に美しい田舎の景色の映像・・それと対比する隠された秘密。謎めいた映像美から禁断の匂いがぷんぷん漂っています。
ただ冒頭の事故の衝撃を超えるほどの衝撃の事実ではあるが、描かれ方は淡々としており、スリリングに迫りくるほどの物はなかった。

知らないほうが良い真実もある。しかし血は受け継がれていく。自分の意識とは裏腹に・・
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