これは見た人たちと語り合いたくなる映画だ。
可愛らしい画面でだいぶ残酷でブラックだけど、笑えるし切ないし、キュンともする。、、ラストにはホロリときた。
いろんな感情が呼び起こされる。
『月世界旅行』のような科学とメルヘンの間みたいな、ありそうでなさそうな世界観で
遺産相続とか戦争とか殺人とか、妙に生々しくて現実的な話を語っていくのがギャップで楽しめた。
バスターキートンみたいなトンデモ活劇がいいアクセント。
画面比率も4:3なので、色鮮やかなサイレント映画のように見えた。
サントラも生演奏のような音響で
これもサイレント映画での伴奏チックでよかった。
マンガチックな演出が多めなのは、
もしかしたら冒頭に登場した小説家の語り部としてのアレンジが加わってるのかな〜とか想像した。
また観たい映画。
