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鑑定士と顔のない依頼人のnisuiのネタバレレビュー・内容・結末

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

鑑定士であり競売人でもある男のもとに「両親が死んで天涯孤独になったので屋敷にある美術品やら家具やらを売っ払いたいから鑑定に来て」と依頼が来たので鑑定に行く話。
愛を知らない老人とひきこもり女性の愛の物語かと思ったら詐欺集団におじいちゃんがカモられる話だった。鑑定士に恨みがあったとかそういうのもなく本当にただカモられてただけ。胸糞悪すぎて見終わった後しばらく吐き気が止まらなかったよ。
たしかに、えっ今の何?となった場面はあった。依頼人が鑑定士が帰った直後に誰かに電話かけて相手と気安く話してた場面と、修理屋の彼女が「彼がクレア(依頼人)の話ばかり」すると言った場面。
でも前者は使用人とでも話してるのかなと思ったし(今思えばありえない)、後者は修理屋の「友達の恋バナ」を彼女が友達=修理屋本人と勘違いしたのかなと思ってたから、まあー騙された。依頼人は外の世界を知ってプレイボーイな修理屋の方に行ってしまうんじゃないかと心配もしたけど、まさかハナからグルだったとはね!
とはいえ嫌な予感はずっとつきまとってた。その正体は「度を越した歳の差カップル」にビビった私の心。
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