インフィニティウォー公開直前
シリーズ厳選復習
ジョスウェドン監督はやっぱりすごい。本当に見ていて面白い。
前作と違う点は、よりドラマチックになっているところ。そこをついて日本では「愛を知る、全人類に捧げる」とかいうクソみたいなキャッチコピーをつけていたが。
前作のスーパーお祭り映画からは、また1段階進化したような出来。
アクションの盛り上がり方は前作よりも進化、ヒーローが増えて、アクションのバラエティも増加。連携プレーはやや減ったが、それでも少なからずの連携プレーは最高に盛り上がる。そして、市民を巻き込むアクションは今作でも健在で、これまた面白い。
人工知能の暴走は、現在の問題を反映されていて良し。本作は、先日亡くなられたホーキング博士が警鐘した通りの世界であろう。
アイアンマンが平和を目的として作った存在ウルトロンが敵となる。これは、トニースタークの負の部分、悪しき部分と対峙するということと同じなのだ。こういった、自分の悪しき部分と戦うという映画は多くあり、本作の後に公開されたものだが、「ローガン」がまさにそうである。本作では、チーム戦なので、そういった葛藤は描かれなかったのが惜しいところだ。
前作よりも、コメディ色が強くて、終始笑顔で見られる映画だった。ジョスウェドンの笑いは面白い。
この頃に「ブラックパンサー」の布石が敷かれていた。ヴィブラニウムとアンディサーキス演じる商人。そして、ワカンダ。プラパンを見る前にこれを見ておいた方がよかったかも。
⬇︎鑑賞当時の感想
見事な手腕!ジョスウィードン!!
アベンジャーズでも監督を務めたジョスウィードン。前作のあの傑作はまぐれではないことを証明した!!
141分で様々なヒーローの活躍やギャグシーンをバランス良く振り分けられるかつ、面白い!!
ストーリーはありきたりの人工知能が暴走したという話だが、それを昇華する程のアクション!そしてジョーク!!そしてなんと内輪揉めが面白い!!その人工知能の設定も意外と少し捻られてて良い。
というか、アベンジャーズは、広いストーリーと規模があるのにも関わらず、規模の小さいしょうもない内輪揉めばっかりしているところが見所なのではないでしょうか。
ムジョルニア持てたら、初夜権復活してやるとか、アスガルドの王になるぜ!とか言うしょうもないシーンが出てきたり。
ストーリーと舞台の規模のデカさと、キャラの謎のしょうもなさとしょうもないジョークという規模の小ささのギャップが面白いと感じました。
これもジョスウィードンの恩恵!やはりハイセンス。
アクション面では、連携に力を入れるのがアベンジャーズ。個人的にはソーとキャップの連携技がかなりイケてるBadass。
連携が鍵。これが最高にイケてる。
次作のインフィニティウォーはジョスウィードンお疲れで降板。
次はキャプテンアメリカ ウィンターソルジャーの監督をしたルッソーさん達が務めます。
次作にも十分期待!!
2015.07.04
2018.04.11