スペインの巨匠ペドロ・アルモドバルの脚本、監督作品。
痛快と言えば痛快！、下品と言えば下品！、強烈な変態作品 (笑)。
メキシコシティーに向かって飛び立ったペニンシュラ航空機が機体トラブルで上空を旋回し続けることになった。
ビジネスクラス担当のフライトアテンダント、ゲイ3人組は乗客に「快適な空の旅」？をお届けしようと訳の分からないドリンクサービスやダンスショーのサービスに努める。
しかし乗客も曲者揃い、SMの女王から殺し屋まで…大人しく座っているようなメンバーでは無かった。
ストーリーは「くだらない」の一言なのだけど出演者が豪華です。
「オール・アバウト・マイ・マザー」のセシリア・ロス。
「トーク・トゥ・ハー」「僕の戦争を探して」のハビエル・カマラ。
冒頭にカメオ出演でアントニオ・バンデラスとペネロペ・クルス。彼らが無意識にトラブルの原因を作っちゃってるんだけどねσ(^_^;)
初期の作品は観てないのだけど、監督の原点回帰と言われている作品らしい。
監督自身もゲイということで久し振りに伸び伸びと脚本を書き自由に撮った！感はある(笑)
「僕の戦争を探して」からのハビエル・カマラの豹変振りと、80年代のポインターシスターズのヒット曲「I'm So Excited」に合わせて踊る3人組の指先の動きは結構ツボだった♪( ´▽｀)
