例のごとく、綾野剛目当てで観ました。
SNSの盛り上がりも、ワイドショーもすごくリアル。
SNSで容疑者と考えられていた城野美姫(井上真央)の親友と名乗る女性(谷村美月)が正義感で良かれと思って呟いたことで、どんどん城野の個人情報が暴かれていく様子とか…
『人は自分の都合の良いようにしか記憶を語らない。』
人は多分基本、ゴシップ好きだし、自分の見たいものしか見ないし、思いたいようにしか思わない。
ワイドショーって自分もつい、好奇心で見てしまうけれど、それを作っている人の倫理観や品性が問われますよね…
観る方も作る方も、どっちもどっちなんだろうな。物事の本質を捉えるのは、本当に難しい。
人のものがどうしても欲しくなってしまう人っていますよね…。
結局、自信がないからなんだろうけど。
城野美姫の小学校の担任の先生、言動がいじめっ子と同レベル。
バイオリニストの警備雑すぎ。
井上真央はどんな設定でも、結局きれいだと思う。
美姫のダイアナよりギルバートになりたかったのかもしれない夕子(貫地谷しほり)と美姫の関係性に救われた気がします。
ワイドショーディレクター赤星(綾野剛)は、自分の行動で招いた事態について、どう咀嚼して、この後どんな行動を取るのか、興味が湧きました。