emily

インシディアス 第2章のemilyのレビュー・感想・評価

インシディアス 第2章(2013年製作の映画)
3.6
前回は幽体離脱して戻ってきた父親が実は取りつかれていた物だった?というラストで終わっていて、その続きである。第2章は前回の不可解な部分を回収していく形で、二つの物語が同時進行で語られる。幽体離脱した異次元空間と、現空間、さらには原因解明している別グループの物語と。。空間、時間軸もぐるぐるしてそこにこの世のものではない物と現実のそのものの形が交差してく。

とにかく目まぐるしストーリーが展開していく。そこに音と視覚へ訴えかける何者かの存在におびえつつ、ストーリーもしっかり理解していかないといけない。ホラーでありながら、ストーリー構成がしっかりしていて、時間軸だけでなく、空間の交差も非常に面白い展開を見せる。

今作もカメラワークもそうだが、とにかく奇妙な音の演出が過剰すぎる。前作より音での訴えが非常に大きくなってる気がする。全く中だるみする間を与えない、かなり見ごたえがある作品に仕上がってる。前作を観ないと全く理解できないところもいい。
emily

emily