ハゲゾンビ

蝋人形の館のハゲゾンビのレビュー・感想・評価

蝋人形の館(2005年製作の映画)
4.2
2005年アメリカ映画。

フォローして頂いている天様から「キャプティビティ」のエリシャ・カスバート繋がりで薦めて頂いた本作を鑑賞。天様ありがとうございます🙇

ストーリー
6人の男女が大学フットボールの試合観戦のためスタジアムへと向かっていた。しかし、道中のキャンプ場で一夜を過ごした翌朝、何者かの手によって車が故障、途方に暮れた彼らは近くの町アンブローズへと向かう。静か過ぎる町は、閑散として人影もなく、窓からカーテン越しに覗く女性も決して声をかけようとはしない。やがて、目に飛び込んできたのは丘の上にあるひときわ目を引く蝋人形館。彼女たちは好奇心に任せて扉を開けた―。不気味なまでにリアルな蝋人形たち。一体、いつ、誰が、どのように作ったものなのか?そこにおびき寄せられるかのように迷い込んだ6人は、誰のために、何のために狩られていくのか?館に封じこめられたおぞましい秘密が、絶叫とともに解き明かされていく・・・(Amazonより)

【さてここから完全ネタバレで】
だいぶ長文となりますのでお暇な方は目を通してやって下さい🙇

いゃ〜!とても丁寧に作られていると思います。「キャプティビティ」よりも断然面白い!

まずは登場人物から
●ボー兄さん:館に住む双子の兄
●ビンセント:ボーの双子の弟
●動物の死骸清掃員:ボー、ビンセントと兄弟
●カーリー:(エリシャ・カスバート)
●ペイジ:(パリス・ヒルトン)
●ウェイド:カーリーの彼氏
●ブレイク:ペイジの彼氏
●ニック:カーリーの兄貴。
●ドールトン:ニックの子分。ビデオばかり撮る。

まずオープニングが中々良かった!何かとても正常とは思えない家族。暴れる子供を椅子に縛り付けて虐待する親。その横で静かにシリアルを食べるもう一人の子供。この兄弟がきっとやらかすに違いないと期待が大きく膨らみました✌️

でもそっからは退屈だった!😤
殺すなら殺すではよ、やってよ!とつぶやきたくなります。
いつも思うけど、何で序盤から一気にスリリングな展開にしないのか?予算の関係?後半の息切れが心配なのかね?それとも制作陣の力量かな?
最初から最後まで大暴走ホラーを観てみたい❗

でも殺人が始まってからは楽しかった!館の雰囲気も良いし、東京タワーにあった蝋人形館を思い出してノスタルジックに浸りました😄
あ〜、あと動物の死体置場のシーンも良かった。腐敗と悪臭に不潔感がバッチリ出てました。例え作り物でも自分は入るのイヤですけどね😛

エリシャちゃんのタンクトップ姿も色っぽい😁
でも彼女脱ぎそうで脱がない、見えそうで見えない寸止め女優疑惑ありですな🤔
お色気担当はお騒がせ女優のパリスちゃんの方でした。真っ赤な下着姿が素敵!でもそれ以上は見せませんよ。

では犠牲になった方たちを順番に
1.ウェイド(カーリーの彼氏):アキレス腱切られ、胸にナイフで刺され、顔面キック!裸にされ眉毛を抜かれたりする。(地味に痛そう)
生きたまま蝋人形にされて、顔の蝋を取ると皮膚も一緒に剥がれる。ウェイドの瞳にビンセントの姿が…。(いいシーンだったな〜)
2.カーリー:椅子に拘束されて唇を接着剤で貼り付けられる。(これ本物の接着剤塗ったらしい)
指チョンパもされる。(痛そう😱)
※エロいシーンは無し、やっぱり寸止めだぬ😅
後に兄貴に助けられ脱出。
3.ドールトン:ビンセントと格闘するも最後はダブルナイフで首チョンパ!(天様のおっしゃる通りビンセントが正にオジー・オズボーンにしか見えない!登場シーンがやけにかっこいい!BGMがヘビメタぽいけど、ここはオジーの曲を流して欲しかった)
4.ブレイク:首を刺されて死亡。殺されるシーンは無しで省略。(出番なし😓)
5.ペイジ:ビンセントに追われ工場まで逃げるもパイプで脳天貫かれて絶命!(ここもいいシーンだ!)

ニックとカーリーが逃げ込んだ映画館で上映されてたのが「何がジェーンに起こったか?」1962年公開、監禁と兄弟の確執を扱ったサスペンス。(なるほど、色々含みがあるのね👍)
ここにいた蝋にされた観客は人形じゃなくて全員マスクを被ったエキストラだって!

ボーとビンセントは双子、ニックとカーリーも双子。最終決戦は炎に包まれ溶けていく蝋人形館で双子同士の戦いだ❗

最終バトルはもうホラーのいきを超えてちょっとしたスペクタクル映画の様!蝋の溶け具合もリアルでGOOD✌️

ラストは続編を思わせる終わり方、是非多額の予算を掛けて最初から最後までぶっ飛んたパート2が
観てみたいですね😄✨
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