ハゲゾンビ

ダンガル きっと、つよくなるのハゲゾンビのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

2016年インド映画。

【観る観る詐欺払拭祭り第三弾】
あやさんのレビューで気になった今作です。
あやさんありがとうございます🙇

前回に引き続きスポーツ感動ものです。「プロミス」はチームで頑張るタイプでしたが今回は個人競技の設定です。

団体競技の場合はコーチや監督、そして選手たちの絆がメインですが、個人競技の場合は家族の絆がテーマになることが多い気がしますね🤔
例えば「ロッキー」とか最近では「ファイティング・ファミリー」なんていうのもありました✨
当然どちらも号泣です😭

【ざっくりあらすじを】
レスリング選手の父親は経済的理由で世界チャンピオンになる夢を断念したが自分の息子にその夢を託すが生まれくるのは娘ばかり、ある時姉妹の強さに気づいた父親は娘たちに自分の夢を託すことにしたが…。

※すいませんがここからは完全ネタバレです🙇

🟣障壁あり、挫折あり、一旦は家族の絆が壊れそうになるがそれを乗り超え栄冠を掴む❗しかも実話❗やはりこの王道ストーリーで感動しないわけがない!もちろん号泣です😭
ではどの辺が感動したかいつも通り検証してみましょう✌️

🟣音楽が格好いい❗
ここぞ言う時にかかるテーマ曲(多分)
“ダンガル、ダンガル”🎶と言うフレーズの曲でテンションが上がります🌟
他の曲もそこそこ良いし、サントラがあるならダウンロードしたい❗

🟣父親役のアーミル・カーンが格好いい❗
🔹この俳優さんインドでは有名な方らしくて、今回肉体改造をして身体をムキムキ💪したみたいです。
🔹レスリングのシーンもとてもリアルで本物のレスラーかと思いましたよ。

🟣父親の権力半端ない❗
🔹厳しい練習、学校では女のくせにレスリングと笑われる。→でも辞められない。
🔹髪の毛が傷むと言っらバッサリ角刈りに!
このシーンはちょっとかわいそうでした😥

🟣娘役の2人が格好いい❗
🔹少女時代の姉妹→本当はやりたくないけど父親の権力で無理矢理やらされる感がよく出てたし、レスリングシーンも様になってました。
🔹成長した後の姉妹→こちらもアーミル・カーン同様本物のレスラーにしか見えない❗

🟣王道の感動ストーリーでも意外❗
🔹姉妹がある事がきっかけでやる気を出すんですがそのきっかけが予想外でした🤯
🔹そのきっかけとは→姉妹が友人の結婚式に行った時のその友人の言葉でした。箇条書で紹介します。
・私はあなた達の父親が羨ましい。
・普通女の子が生まれら料理と掃除を教え、家事を押し付ける。
・14歳になったら嫁に出される。要は厄介払い。
・会ったこともない男に引き渡され子ども生んで育てる。ただそれだけの人生。
・自分の父親は私の事をあなた達の父親の様に考えてはくれなかった。
🔹インドと言う国は未だにこんな男尊女卑の習慣が残っていたのか〜❗うも言わさず14歳で見知らぬ男と結婚ってマジなのか❗
🔹そして姉妹はレスリングの情熱を燃え上がらせます→「父がやっていることはわたし達に最善のこと」
🔹まさに王道ストーリーの中の予想外な展開、もう目が離せません。

🟣そしてまた王道❗
🔹長女は国内強化選手に→慢心→遊びに目覚める→父親への軽蔑心→スランプ→妹との葛藤→再び父、姉妹の団結→そして長女は最終決戦へ
🔹やっぱりこの流れが最高です👍

🟣今作のお笑い、癒やし担当は?
🔹甥っ子です→今作のナレーションは彼が担当。
🔹要領は悪く姉妹にもバカにされたりするけど、いつも彼らのそばにいて実は支えていた。彼らに対する尊敬の心が伝わってきてほっこりします☺

🟣試合のシーンは当然胸熱❗
🔹このクオリティはさすがです!まるで本物の試合中継を見ているようで手に汗握ります🌟

🟣父親が最終決戦の前に緊張する長女に贈った励ましの言葉に感動😭またまた箇条書で
🔹銀メダルだとお前はやがて忘れられる。金メダルだと人々に勇気を与え子どもたちの希望として永遠に残る。
🔹勝利はお前だけのものではない、何百万もの少女の勝利となる。男より低い地位にいる少女の勝利だ。
🔹敵はオーストリア人じゃない、女性を見下す全ての人間との戦いだ!
🔹なっ、なんと!これは単なるスポ根ではなく、インドの女性解放の映画だったのか〜❗この時点でテンションは最高潮に🌟 
🔹そして感動のラストへ❗

【総評】
🔵今作の父の娘たちへの深い愛情、娘たちの父への信頼をここまでストレートに表現できるインド映画の素晴らしさに素直に感動しました。
🔵インド映画をじっくり観たのは今作が初めてでしたが何だかハマりそうで、「インド映画祭り」をやりたくなりましたね👍😄🌟
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