私の好きな監督ランキング上位に入るグザヴィエ・ドラン。彼の監督作品をやっと全て鑑賞しました。
この作品は赤、青、緑などのドギツい色を使う場面が印象的だった。やっぱり彼の撮る作品はどの描写も芸術的で、こだわり抜いている気がする。
物語、愛する男性を巡り、性別を越えて競い合う設定がとっても好きだった。私もドランのような美しい男性が同じ人を好きだと知ったら、ライバルとして認識するだろう。またその愛されている男性も2人に優しくて、全く感情が読めないのもずるい。ドランの作品は複雑なのものが多いけど、その中では割とシンプルな内容でクスクスと笑えた。
グザヴィエ・ドランは多才で本当に毎回驚かされる。私と同じ歳で撮ったなんて天才だとしか思えない。
男女を越えたライバルの映画です。
