yunumata

スター・ウォーズ/フォースの覚醒のyunumataのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

【「ネタバレ」タグ入れていますけれど、最後の1行だけ本当にネタバレしています!注意】
わー、わー! 面白かったです。しかも、すごく面白かった。普段こういう、こう……SF映画というか実写のエンタメ映画って、まったく見に行かない(マーベルやスパイダーマンもゼロです。『インターステラ―』は観ましたが)ので、新鮮というか、はー面白いものだなー、みたいな。次から次へとめくるめくアイデアと世界観が展開して、レイやフィンと同じ目線で、僕もたくさん驚いて、たくさん震えあがって、そして神話と語られていた人々と触れあって。4・5・6を観たのは子どものころの遥か彼方の記憶なので、そういう意味でもかなりレイやフィンと立場そっくりで鑑賞できたのは、にわかな僕にとっての、非常に贅沢な特権だったと思います。強い女性、ヘタレな男性、という今っぽい感じも結構嫌いじゃなかった。最後まで餡がぎゅうぎゅうで、カタルシスもあるし、謎もあるし、盛り沢山で大満足です。……しかしあれですね、旧作もそうでしたが、人間なんてホントに塵カス以下だよな宇宙のスケールだと……って感じに文明も生きとし生ける者たちもばんばか殺されたり爆破されたり踏みにじられたりしていくので、しかもすっごい宇宙規模スケールで、ちょっと、つらいものですね……。あの流れ弾が当たったら、こうして楽しんでいる劇場も含めて人類の文明なんて一瞬で消し飛ぶんだ……みたいな想像に繋がって、とても暗い気持ちになった……。
「遠い昔、はるか彼方の銀河系で」というフレーズで今作も始まりましたが、最後に突然、唐突に何も隠すことなく地球そのものが出てきたことにはすごくびっくりしました。しかも有名な島だぞあそこは……。アイルランドで修行していたんですね、ルーク・スカイウォーカーは。どうかファースト・オーダーに、この地球の場所がバレませんように。

劇場(2015.12)
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