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ハロー!純一のRのレビュー・感想・評価

ハロー!純一(2013年製作の映画)
3.8
自宅テレビで1人で鑑賞。

純一(加部亜門)は冴えない小学生、仲良し6人組の仲間と一緒の日々を過ごしていた。そんなある日、純一のクラスに破天荒なギャルの実習生アンナ先生(満島ひかり)がやってくる。

「鮫肌男と桃尻女」「スマグラー お前の未来を運べ」の石井克人監督作品、見ました!

うーん、清々しい映画だった!

冒頭は純一含めた仲良し6人組の携帯拾って一悶着のシーンがあるんだけど、子どもたちがすげーテンション高くて何言ってるのかわかんない感じでまくし立てるので、おいおい…これ大丈夫か〜?と思っていたのだが満島ひかり演じるアンナ先生が登場して以降は段々と子どもの演技も落ち着き、微笑ましく見ることができたので良かった!!

主人公の純一を演じるのは加部亜門君!!近々の作品でいうと「きみはいい子」での自閉症の子どもの役の記憶が新しい。あの役もすげえ上手だったんだけど、この子、キョドリの演技が抜群に巧いなぁ。

あと、やっぱり満島ひかりは上手い!!テンション振り切って演じてるんだけど、出てくるだけで画面が締まるなぁ。

他にも森下能幸や池脇千鶴など脇が何気豪華。

他の子役の子たちも一人一人が小憎たらしい時もあるけど愛らしいキャラばっかだったなぁ。

時間もコンパクトですんなり観れるのもグッド!!

スッキリした終わり方といい、あの大団円の感じといい、幼少期に読んだ小学生が主人公のポプラ文庫の作品の読後感に似ていた。

そういった意味ではスッキリした印象を受けると共にどこか純一たちと同じ小学生だったあの頃の懐かしさを感じた。

でも、ところどころ石井監督のエキセントリックさも含まれてるのがさすがだね!!

ハロー!純一!!
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