芹沢由紀子

ダラス・バイヤーズクラブの芹沢由紀子のレビュー・感想・評価

ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)
3.5
仲の良い漫画家さんんが、マシューマコノヒー推しで、私の中ではあまり印象の強い人ではなかったが、この作品でその実力というか、役者魂を感じて尊敬した。
インタースティラー、マジックマイクのひと、って印象しかなかった。

主人公は適当に生きてきた中年カウボーイ。ある日突然エイズで余命1か月とか宣告される。
適当に生きてきたくせに、「あなた死ぬよ」と言われたとたんの、粘り強さというか、執念深さが凄まじい。
作品を見終わったころには、とても勇気をもらえた。
エイズになりたいとは思わないけど、病を宣告されてからの生きざまの方が、生き生きとしており、世のため人のために(根本的には自分のためだが)奔走する主人公はヒーローそのもの。

実話が題材なので、よけい心に響く。

女医役ジェニファー・ガーナー、相棒のニューハーフにジャレッド・レトさんもとても良い役だった。
芹沢由紀子

芹沢由紀子