KenichiAkagawa

ファインディング・ドリーのKenichiAkagawaのレビュー・感想・評価

ファインディング・ドリー(2016年製作の映画)
4.0
ニモの友達、ドリーが自分の家族を探す旅の物語。

 今回はソフト持ち込みによる上映会でしたが、本作が登場するとは思っても見ませんでした。実は昔「ファインディング・ニモ」の上映会を熱望され、当シアターで上映した過去があったのですが、同サークルで別のメンバーなのに偶然にも本作が提案されるとは、何かしらの縁を感じます。

 さて内容ですが、まず、主人公ドリーがなんでもすぐに忘れてしまう性質で、それは幼少期からずっとなんですね。それを受け入れ、愛をはぐくむ家族の姿がほんとほほえましい。今回は英語音声7.1chで上映しましたが、オープニングの幼少期のドリーが話し言葉も含めてめちゃかわいくて、引き込まれますね。

 大きくなってからは、ハチャメチャな感じでありつつも、常に一生懸命な感じがいいですよね。ニモとニモ父さんも、いいですねぇ~ ディズニーらしく、途中ちょいちょい笑いを挟んで飽きさせない展開も、楽しいです。

 にしても、今回、あのトラックの落下シーンは圧巻です。スローモーションに加え、BGMがなんと巨匠アームストロングの「この素晴らしき世界」ですよ(笑) 製作サイドの選曲センスが抜群! 鑑賞してたみんな大爆笑(笑) あそこに持っていかれました。あと、ラッコのかわいらしさ(笑)

 それはさておき、ニモもそうですが、主人公が障害を持っている感じのお子さんなのですが特別扱いせず自然に展開している姿勢は素敵だと思います。是非、お子さんと一緒に鑑賞して、意見交換してほしい、そんな作品ですね! そして、次ぎは是非、日本語吹き替え版にチャレンジしたいと思います。
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