見た後、胸の中がもやもやする作品。
そんな訳でどこか暖かく、そしてどこか苦しくなる『素敵な』映画『チョコレートドーナツ』でした。
この映画、今回鑑賞するまでに3回程『レンタルせずに返す』を繰り返した作品です。だいたいは『同時に借りすぎて見切れずに返す』っての繰り返しなんです。それ以上に僕はそんなに『ドラマ』が大好きな人間じゃなく、どちらかといえばアクションやサスペンス物が好きな人間でございます。
それに加えて、結構複雑で重いテーマ。パッケージの裏のあらすじだけでも結構キます笑『うわ。重そ〜』って。
確かに重いです。でも重いだけではなく、見ていて心が暖かくなり、『自分の考え方と向き合うチャンス』を与えてくれる本当に素晴らしい映画だと思います。
あらすじとしては、ゲイバーで働くルディ、未来に向かって必死に生きる男ポール、そしてジャンキーの母親を持つダウン症の少年マルコ。この3人がひょんな奇跡で出会い『家族』になるために奔走するという物語です。(であってるよね?笑)
同性愛、障害者、差別という問題に苦しみながら必死に健気に戦う3人を見ているうちに自分の考え方が結構揺さぶられました。
正直言って、この映画を見た今でも僕は、『世の中の考える「普通の人」』ですし、完全に偏見をなくすことができるほど素直な人間じゃないです。でも『この価値観・常識は正しいのか?』と少しでも考えるようにはなれたと思います。
ラストも『僕は』すっごいイイ締め方だと思います!これは本当に!!俺はこのラスト以外認めんっ!!!!笑
中途半端・支離滅裂・複雑怪奇・意味不明なグダグダレビューでしたがここまで!!!
色々と考えたい方、素敵な家族愛を見ていない方、いまいち手が伸びない方に『非常に強く』オススメしたい作品でございます。
長文大変失礼しました。
2016/1/27