ちーずとまとりんごちょこ

チョコレートドーナツのちーずとまとりんごちょこのレビュー・感想・評価

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)
4.2
法律は人を守るためのものである限り、常にその存在意義を問われている。

この作品では正に法律という存在そのものが揺らぐ瞬間を捉えている。

人を守る仕事をしてるなら、余所見も、それに付随する感情から逃げることも許されない。

誰もマルコを守れなかった。

それでも、マルコを失った2人が、Any day now と前を向いて生きている。

マルコの分まで、生きていく。

邦題って失敗するケース多いけど、チョコレート・ドーナツは象徴的だからとても良い。