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チョコレートドーナツのScreen7のレビュー・感想・評価

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)
3.9
邦題の"チョコレートドーナツ"はマルコの大好きなもの。彼への愛情を感じますよね。
そして原題の"Any Day Now"。
いつの日か。この言葉にLGBTへの差別がなくなって、自由に幸せに過ごせますようにと未来への希望、強い思いが込められていると感じました。
〈誰〉のための裁判なのか。
マルコが1人夜道を歩くシーンは心が締め付けられます。。
そしてなんといっても、アラン・カミングの歌声が心に沁みる〜。最後のI shall be releasedはストーリーも相まって泣きそうになります。

ホームシアターで観る3人の幸せそうなビデオのシーンが1番好き!あの姿は立派な家族ですよね。ジョークだけど"草の緑は人工着色"と言われてしまう主人公。どう見てもルディは優しいお母さんだったよなぁ!
こんな日々が続いていたら…と悔しい気持ちになりました。今作すごい考えさせられる内容だったので、社会的な作品だと感じました。実話を基にしたストーリーだからより重い。こういう問題にきちんと向き合わないとね。
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