「ザ・ホエール」を来週観るのに、アレノフスキーの過去観た作品を思い出してたら、これと「マザー」があって、「ブラックスワン」は素晴らしかったのに、その後、凋落したんだなー、と改めて思ったねえ😔
ノアのエピソードを現代に甦らせる意図と意義が見えないし、キリスト教礼賛の伝導目的なら、そういうのは商業ベースの映画でやることとは違うのでは、と思ってしまう。もしもその意図があるのなら、大川隆法の胡散臭いインチキ宗教が作った洗脳映画と変わらないじゃないの😾
宗教は、人が作りしもの。それぞれの宗教が奉ずる神は、人の意識から生まれしもの。過去の偉大な人物の説くところを範として、伝えようとしたのはいいけれど、所詮、愚かな人間はその偉大さを継承しきれず自己本位な牽強付会と権力濫用に使ってきた。結局、誰かに都合のいいイデオロギーの類なんだよね😑
何かを信じて疑わないのって、一見崇高に見えて実は怖いこと。思考停止が物事を停滞し歪めていく。ノアのとった行動を結局は「神の恩寵」として描くのか?「マザー」でも、アレノフスキー自身の意図は意味不明なとっちらかりようだった😓
「ザ・ホエール」がどうなのかは、これならこの目で確かめるが、本作と同じ轍を踏んでないことを祈るばかり🙄