がんちゃん

インサイド・ヘッドのがんちゃんのレビュー・感想・評価

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)
4.0
主人公が室井佑月みたいな髪型でつまんなそーとかナメてたが…
泣いちゃった (;ω;)

・LGBTやマイノリティ尊重の「アナ雪」
・国籍や出身の差別を描く「ズートピア」
・適材適所の寓話「インサイド・ヘッド」

これらをピクサーの「ダイバーシティ推進3部作」として、皆さんには是非とも多様性の在り方について考えていただきたい。

本来、組織というものは多様な人材で構成されるべきもの。ビジネスで言えば営業マンが攻めて、管理部門が守る。しかし管理部門の中にも攻める人がいて、業務効率化を推進したりする。サッカーでいうとボランチ??詳しくねーけど。
1つのタイプの人材に偏った組織はいずれ破綻する。全員がフォワードだったら誰がゴールを守るんだっていう笑
そんな思想を、子どもが観ても分かるように伝えつつ大人の鑑賞にも耐えうるように、ジョン・ラセター指揮のもとチーム全員でブレストする。そう、人種や思想の異なる多様なメンバーで。
これが世界最強の創作集団PIXARのやり方だー!!

ちなみに、見えない友だちビンボンが持っていた赤い荷車だが、あれはアメリカ人なら全員遊んだことがある玩具「ラジオフライヤー」だろう。所ジョージみたいな大きいお友だちはあれにマフラーやらナンバープレートやらをデコって遊ぶのだ。そういう小ネタで大人も童心に帰れるような配慮がなされていたのもグッド。
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