みかん

インサイド・ヘッドのみかんのレビュー・感想・評価

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)
3.8
感情を擬人化した冒険ファンタジー。

11才の少女ライリーの頭の中には、産まれた時からそれぞれ役割を持った5つの感情が存在している。

楽しい気持ちにさせるヨロコビ。
嫌いな物を拒絶するムカムカ。
腹が立った時怒るイライラ。
危険を回避するビビリ。
そして悲しませるカナシミ。

そんなネガティブな感情が何故存在してるのか不明のカナシミ。
カナシミなんてなければ、ライリーはいつも幸せなはずなのに、、。

頭の中のある事件がきっかけで、ヨロコビとカナシミが感情の司令部から外に放り出されてしまい、現実のライリーから喜びと悲しみが無くなってしまう危機に。

果たして、ヨロコビとカナシミは司令部に戻ってライリーの感情を取り戻せるのか?
そして、カナシミが存在する理由とは?


結構テーマが大人向けで、メッセージ性強い内容でした。

普通にファンタジーな大冒険を楽しめますが、大人になるにつれて私たちの感情は本当に複雑化していって、色とりどりになって人生を彩っていくんだなと感心してしみじみする作品でした。
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