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マッドマックス 怒りのデス・ロードのKSatのレビュー・感想・評価

4.0
なんというか、何が何だかわからないけど、終始何か爆発しててめちゃめちゃオモロい。マッドマックスは1作目しか観てなかったけど、世界観とか全然違いすぎて爆笑。最高でした。

近未来設定だけど、何もかも荒廃した後だから、使う武器もブラスターとかではなく、グロック17やルガー、ソードオフショットガン、コルトアナコンダマグナム、ルガーバケーロ、モーゼルなど、古典的でお馴染みなものばかり。

車もよく見ると、キャデラックのドゥヴィルや「アメグラ」でお馴染みのフォードのデュースクーペをベースにしていたり、ファーゴのピックアップトラックをベースにしたビッグフット、キャタピラーにチャージャーの車体を乗せたビークルなど、なかなか渋い。ジャンクと化した名車を改造して乗り回してるのだが、内装も含めてとんでもなく作り込まれている。プラスチックの部品はほとんどなく、だいたい錆び付いた金属ばかりってのもリアル。アカデミー美術賞受賞も納得。

あと、マックスとフュリオサの安易なロマンスに走らずに男女で共闘するのも、素晴らしい。なるほど、フェミニズム映画として評価されるのもわかるわ。
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