広島カップ

天才スピヴェットの広島カップのレビュー・感想・評価

天才スピヴェット(2013年製作の映画)
3.6
モンタナ州に住む10歳の少年スピヴェット君は発明の天才。ある日彼の発明が認められて賞を貰うことになりワシントンD.C.まで生まれて初めての大陸横断一人旅に出る事になる。

旅をする彼は世の中の事を見聞きし家族の温かさを知って行き発明よりも大切な物に気付いて成長して行きます。

『アメリ』(2001)でお馴染みのちょっと変わった主人公の描き方をするジャン=ピエール・ジュネ監督は本作でも少年とその家族を少し誇張した描写をして来ます。

そんな誇張の中でも主人公の少年としての可愛らしさ、家族の中の男の子としての愛らしさが滲み出て来ているのが流石だと思いますが、ジュネ監督の作品はヨーロッパが舞台の方がしっくり来ます。
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