MariaElena

夜に生きるのMariaElenaのレビュー・感想・評価

夜に生きる(2015年製作の映画)
3.0
ベン・アフレックが監督を務めた作品は、『ザ・タウン』『アルゴ』『AIR』と観てきたけど全部好きで、いつか『夜に生きる』も絶対観る!とギャング映画好きの私は決めていたんやけど、ギャングへの理想の高さが仇となってこの作品は好きにはなれんかった💧

やっぱり私が思うに、ギャングに足をつっこむなら、どんなつっこみ方でもいつかは覚悟は決めなアカンと思っていて。
最終的に愛する妻もしくは彼女・愛人が殺されて「Oh,No…!!」と叫ぶようなら、初めからギャングの世界には踏み入れないことやと思う。
その時、その時は解決してるように感じても、どこかで不満を抱えている人間が何年も経ってから殺しに来るなんて、日本で安全に暮らしてる女の私でもわかることで。
失ったら困るぐらい愛してる嫁と結婚して、幸せそうに子どもまで作ってる場合ちゃうねん😂甘すぎやろ。散々人殺しといて何家庭作っとんねん😂

ギャングとして生きながらも、女に目が移りすぎで、それが遊んで捨ててやるって気持ちだけならいいんやけど、ちゃんと妻にしたりするから、ほんまにギャング向いてないと思う。
私なら恋人どころか友達も、ペットも、熱帯魚さえ飼わんと思う。殺されたら自分が泣くやろなって命は周りに置かん。一人で完結する幸せだけを求めて、人質に取れるような生き物は一切なく、自分が殺されたら私一人がこの世から消える、ただそれだけ。
それがギャングなんじゃないんですか!!!ギャング映画売れるからってナメてる奴多すぎやしないっすか!!!泣くなら初めからやるな!!!
MariaElena

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