アズマロルヴァケル

ファミリーズ・シークレット 秘密を抱えた家族のアズマロルヴァケルのレビュー・感想・評価

4.2
笑いの要素抜群の劇場未公開映画

お金を生計すべく矯正施設で看守として働くヴィンス。家には妻と近隣のポッチャリ女にぞっこんな息子と奨学金を稼ぐためにストリッパーで働く娘がいた。そんなこんなでヴィンスは軽犯罪で収監されたトニーに目をやり個人情報を見ると実はトニーが19の頃に付き合った恋人との隠し子だったことが判明。仕方なくヴィンスはトニーを仮釈放にさせて家の近くの小屋に住まわせることにするのだが・・・


映画ファンのみならず老若男女にオススメしたくなる映画をまたひとつ発掘してしまった言わざるを得ませんでした。2009年製作ということでかの「ジャスティス・リーグ」「ファンタスティック・ビースト」シリーズのエズラ・ミラーの初々しい姿がみれるなか、下ネタ控えめかつ各登場人物がどのようなシナリオを辿っていたを丁寧に描いておりコメディ映画のなかでは良作のほうだと思いましたよ。

エズラ・ミラー演じる息子以外は隠し子のトニー、トニーと浮気してしもた妻、
ストリッパーの娘、そして役者志望のヴィンスと秘密を隠しており、その秘密が見事にラストで発散されるところはスカッとなるし、あとはアンディ・ガルシア娘のオッパイのドアップでオッパイネタを入れてくる様はこの映画の核となるネタで大爆笑間違いなしのシーンでした。

ちなみにエズラ・ミラー演じる息子はデブ専の高校生で直に近隣のポッチャリマダムと同級生のポッチャリ高校生をゲットするという唯一身軽な役でした。でもこういう役がいるからコメディ映画は面白いのだよ。