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サバイビング・モロッコのbowcatのレビュー・感想・評価

サバイビング・モロッコ(2011年製作の映画)
3.8
W杯で大躍進した国モロッコ🇲🇦
でも国での生活はかなり大変そう
貧しく生まれれば
教育も仕事もなく盗みを働き投獄
お決まりのコース

アフリカ大陸にありながら
中東の文化圏でイスラム教

物語の3人も例外ではなく
アラールは刑務所を出たり入ったり
スフィアンはイスラム原理主義に走り
マリクはクラブの女にぞっこんで小心者
と、ダメダメぶりを発揮し
社会には順応していない様子

社会が彼らを見捨ててもいる
でも、やる気がないのも事実

夢と希望がない国では
皆んながみな、裏切り者なのかな?
夢みて実現できる人間なんて
どこにいたって一握りしかいない
希望まで持てないと人はこうなるのかも
これがモロッコの現実なら
やっぱり国が悪いんだと思う

「一番住みたい所は、キミの瞳の中だ」
とか、金もないのに言ってたマリク
シビアな社会ならなおさら響かないのに…

エンディング
これがモロッコの選ぶ結末
そこから文化とか慣習、情勢まで見える

珍しいモロッコ映画
ジャケで観てみました
街並みは良かった😆
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