bowcatさんの映画レビュー・感想・評価

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愚行録(2017年製作の映画)

4.5

『ある男』の勢いそのまま
『愚行録』へ突撃 🏇〜
で、かなり重々しく滅入る…
でも好きです

恐るべきは満島ひかりの演技
カメラを見据えての語り口
少しハスキーで時折の叫び
瞬きもできなく魅入ってしま
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ある男(2022年製作の映画)

4.5

落ちたブレーカーを上げてくれた
頬にキズのある男
それが二人の出会い
物静かで真面目そうな男に
シングルマザーは心惹かれ
そして結婚、新たに子を授かるが
突然の男の事故死…
途方に暮れる家族
そこへ新
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.4

ただの痛い変態映画😆
主人公やたら殺しすぎ
ためらいもない
頭にチタンが入っているから?
車に執着し車とSEX
でも『恋する遊園地』ほど
擬人化し愛している感はなく
ただ車とのSEX
人を愛せなくなっ
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グランド・ジャーニー(2019年製作の映画)

4.5

実話と聞きビックリ🫢
渡り鳥🦆(雁)に空路を教える
しかも少年が大空を一緒に渡る
もうワクワクしませんか?
決して裏切りません、ドキワクです
(映画広報の人間か⁉︎)

ポスターにある1人乗り扇風機
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ヒトラーに盗られたうさぎ(2019年製作の映画)

4.2

アンナを演じたこの子
素晴らしすぎでした
会話のないときの自然な振舞い
何事にも屈しない強い視線
屈託のない笑顔…

ユダヤ人家族のアンナ
父は執筆家でヒトラーを批判
危険を察知し国外へ逃げ出す
でも
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恐竜が教えてくれたこと(2019年製作の映画)

4.3

タイトルはちょっと違う?
恐竜🦕は教えてないかも
でも素敵な映画です

サムのひと夏のお話
兄と家族4人でのバカンス
そこで知り合ったテスは
とっても不思議な魅力的な少女
まぁサムも変わってはいる
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もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

4.0

つまんなそうで面白い🤣
男がみんなアカン奴
いまの世を語ってる
いつからそーなってん
でもこの映画、オモロい

4人🚹と4人🚺
シャッフルされて今がある
前より上手く行ってる
でも、あることで炎上
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.6

2週間ほどロタ島へ🏝
友だちが家族で住んでいるので
仕事休んで長居しました
海しかない生活🌊
サイコー
見ようと思えば
TVも映画も観れるけど
いらない
夜早く寝て、朝早く起きる
規則正しい生活
サイ
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新聞記者(2019年製作の映画)

4.5

こんな途轍もない大きな渦に
ひとりの人間が巻き込まれたら
それはもう恐ろしく潰されても
仕方ないこと

国家も世論も作られるもの
正しさだけで自然と作られる
そんな綺麗なものではない

よくこの作品を
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水を抱く女(2020年製作の映画)

4.2

ウンディーネのお話・現代版
パウラ・ベーアがヒロイン🧜‍♀️
愛することとは…

コーヒーを取りに行く彼
教会の鐘が鳴り涙する女
どうやら別れ話のよう

彼はほかに女を作って
彼女が言い放った言葉
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

4.4

この前観た『死刑にいたる病』
白石監督で阿部サダヲなら
これも観なきゃということです

蒼井優
松坂桃李
竹野内豊
みんな揃って最低 病んでます
誰がいちばんかは捉え方次第?

で、阿部サダヲ扮する陣
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婚約者の友人(2016年製作の映画)

4.5

夜遅く、ベルを鳴らして
足速に去っていく男
フランツの婚約者・アンナは
そのフランス人が昼間
戦死したフランツの墓石に
花をたむけた男だったと気づく

フランツの父親は開業医
アンナはそこに暮らしてい
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2重螺旋の恋人(2017年製作の映画)

4.5

ジャケからしてなんか妖しい
フランソワ・オゾン作品

お腹が痛いのにどこも異常がなく
精神的なものでは?と
精神科医を訪れたクロエ
(ナタリー・ポートマン似)
その医師・ポールと親密な関係になり
一緒
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

4.2

始まりから“爪”になんかある?
と感じる
阿部サダヲの爪が綺麗だった
ツヤツヤ光り輝いていた

パン屋を営む榛村は愛想も良く
お店も繁盛していた
しかし彼はその傍ら高校生の男女を
拉致監禁し拷問、20
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危険なプロット(2012年製作の映画)

4.5

素晴らしく良い❗️
オゾン監督の個人的Bestかも
文学を教える教授が
生徒の書いた小説にのめり込む
観ているこちらまでのめり込む
何と何がフィクションで
どこからがリアルなのか…

始まりは宿題の作
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.1

ヨルゴスさんの割に
心臓外科医と眼科医の夫婦
まともっぽくて子どもも2人
どちらかと言うと裕福な家庭

ボブくん…『mid90’s』の子だ
お姉さん… 目もとが橋環だ
奥さま…… お綺麗なキッド
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心のカルテ(2017年製作の映画)

4.4

リリー・コリンズとは思えない
痩せ細った いでたち🥲
見ているだけで苦しくなる
役者根性スゴイですね

摂食障害
食べられなくなる精神状態
男としては考えたこともなかった
失恋しても食欲はあります
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タナー・ホール 胸騒ぎの誘惑(2009年製作の映画)

3.7

タナーホールという寄宿学校
いまにも崩れ落ちそうな建物
それはフェルナンダの心も同じ
不安定でグラグラしてる年頃

とにかくヴィクトリアが性悪
フェルナンダの幼馴染なのに
お互い嫌い同士😅

フェルナ
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500ページの夢の束(2017年製作の映画)

4.1

ダコタ・ファニングは
スタートレック特化の自閉症
施設で暮らしている
シナリオを書くのが好きで
脚本コンテストを知り
やっとのことで書き上げたが
期日はあと3日しかない
しかも連休で郵便機関は休み
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ホワイト・ノイズ(2022年製作の映画)

4.2

アダム・ドライバーが
4人の子どもを持つ家庭で
幸せに暮らしていた主人公

勤め先は学校で
ヒトラー研究の第一人者…
なんか危うい
ほかの教授陣も奇人ばっかり
変な学校なんだよね〜

家の中では家族み
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もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

4.0

難解映画🌀
意味はあるのか
時間とは人生とは
それを説いてるのか
頭の中でモヤモヤが🌀で
その感覚を楽しむ映画かも
結局、人生儚いという
悲しみだけが残ってしまった

ルーシーは彼氏ジェイクに
ピック
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ザ・ターニング(2020年製作の映画)

4.0

ブルックリンちゃん出演で
ホラーど真ん中だけど観たのだが…

前任家庭教師に何かがあった
それは分かるけど何が⁉︎

ケイトは古い洋館に住む少女の
住み込み家庭教師に雇われる
大きな屋敷に家政婦と少女
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ラフィキ:ふたりの夢(2018年製作の映画)

4.0

舞台はケニア🇰🇪
ケナの夢は看護士になること
父は小さな店をやり繰りしながら
生活を変えようと政治家へ立候補
町の対立候補は金持ち現役議員
その娘ジア
ケナはジアの奔放さに魅了され
いつしか目で追うよ
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ガラスの城の約束(2017年製作の映画)

4.2

で、家族の物語が続きます

主人公はブリー・ラーソン
その子供時代の家族の姿
その部分はメチャクチャなんだけど
羨むような自由さ
あれで暮らせればほんと素敵
でもそんなワケにはいかないよね

お父さん
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マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

4.5

先週末2泊3日の花見キャンプ
自然と戯れたせいか
画面を見る気力が消え
やっと日常に戻りました😁

最初はずっと観たかったやつ

なんで大人になるまで
身を隠さなきゃならないの?
父親は連続殺人鬼
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マーシュランド(2014年製作の映画)

4.1

エンターテインメントとして
あたりまえに面白い

スペインにしては寒々しい
人も少なく湿地帯のよう
だからかジメジメ感あり
犯罪にはピッタリの場所
北欧「特捜部Q」好きならオススメ

刑事はふたり
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ホワイト・ボイス(2018年製作の映画)

4.2

思いっきりカラー作品
アメリカ社会の貧富の格差と
肌の色のブラックユーモア作
で、後半はいきなりSF?

なんかオシャレな部屋と思えば
ガレージ生活😅のカシアス
家賃ためててもヤル気なしで
なんとか入
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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.3

モノクロ作品③

前2作のモノクロと色味が違う
青みがかったモノクロ
そして時代も現代

子どもと話をするときは
彼ら目線だし、その方が面白い
本音と建前を使い分ける大人より
真実を鋭く指摘してくる子
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ベルファスト(2021年製作の映画)

4.1

モノクロ作品②

いきなり鮮やかな港町の空撮
タイタニックホテル🏨
レンガのビルに造船所
カラーが映える…
?モノクロでは?と思ったら
時代が遡ってモノクロになり
カトリックの人たちが住む
集合住宅の
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異端の鳥(2019年製作の映画)

4.7

モノクロ作品①

観はじめて気づく
モノクロは色彩がない分
構図がキモになる
まずその構図の美しさに
監督のこだわりを感じる

大きな井戸と家の配置
光指す所と暗がりのバランス
下から煽ったり、俯瞰で
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ボーダレス ぼくの船の国境線/ゼロ地帯の子どもたち(2014年製作の映画)

4.5

観て欲しいなな、いい映画
言葉は通じなくても
未来を信じれば道は拓ける

国境の川に鎮座する鋼鉄の船
そこは少年の秘密基地・根城
魚を獲ったり貝細工を売って
生活していた

そこに銃を携えた侵入者が現
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サバイビング・モロッコ(2011年製作の映画)

3.8

W杯で大躍進した国モロッコ🇲🇦
でも国での生活はかなり大変そう
貧しく生まれれば
教育も仕事もなく盗みを働き投獄
お決まりのコース

アフリカ大陸にありながら
中東の文化圏でイスラム教

物語の3人も
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ボヤンシー 眼差しの向こうに(2019年製作の映画)

4.2

ポスターみたいにのんびり漂えない

カンボジアの農家で育ったチャクラ
父親から面倒な仕事を言いつけられ
不満たらたらの毎日
サッカー仲間から出稼ぎの話を聞き
夜中に抜け出しタイへ出稼ぎに…

でも、そ
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クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

4.2

続いても黒沢清監督作品
前『キュア』より20年後製作
深みが増えてました
何となく匂いは同じです
隣の人は狂ってるかもしれない

まず香川照之さんのいつもの怪演
ピカイチにねちねちくるとこ好き

西島
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CURE キュア(1997年製作の映画)

4.2

刑事の役所広司さんが語る
犯罪を説明する言葉を探してる
それが仕事だ
ふむ
犯人も開始10分で明かされる
連続殺人事件
それぞれに犯人が検挙され自白
でも、連続殺人事件?
面白そうな流れ
黒沢清監督だ
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メランコリック(2018年製作の映画)

4.5

雨降りだしサブスク三昧
雨なのに花粉で目が痒い
そんな訳で邦画にする

鍋岡くんは、変な人
(あくまでココリコ田中ではない)
東大出たのにバイトばかり
銭湯で同級生にばったり会い
(なんか可愛い)
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