A24 多様性の家族のカタチ
AI を喪失した家族の悲しみ
茶葉の販売をしているジェイク
妻のカイラは黒人
養女は中国のミカ
そしてミカのナニー役のヤン
お湯で混ざりあう茶葉のように
４人は素敵なハーモニーを醸し出し
穏やかで幸せな生活を過ごしていた
ある日、ヤンが突然動かなくなった
買った店はすでに無く
ジェイクは専門家を訪ねるが
コアに問題が生じていて難しいと、そして
体内に過去の動画が残されていることを知る
その動画はヤンの印象に残った毎日数秒の動画
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ヤンの動画の配置場所はまるで宇宙の星々
そして人間の脳の中のニューロンとシナプス
果てしない数の動画をジェイクが見ていくと
ヤンの考えていたことがボンヤリ浮かんでくる
ヤンは自分たち家族のことを本当に大切に
考えていてくれたことを
そんなヤンを失った世界
娘のミカとふたり眠れぬ夜を迎える
奥さんはそろそろ次のステップを始めなくては
そんな気持ちがあったと思う
始めるには終わらせなければならないことも
人が考えるように
終わりは何かの始まりではない
終わりのあとは何もないとヤンは言う
無がなければ有も存在しない
ヤンの真理ではそうなのだ
そしてヤンは樹木、植物を多く撮りこんでいた
年月をかけて静かに生きる大樹
そこにヤンは何を感じていたのか
今後そうなるであろうAI との暮らし
その一歩先 AI を失った後の喪失話
坂本教授のテーマ曲と
mitski の「Glide」グッと来ます♪
