「絶対に怒らせちゃいけないオヤジ」シリーズ第3弾。ちなみに、自分にとっての第1弾は「ダイ・ハード」のジョン・マクレーン、第2弾は「96時間」のブライアン・ミルズです。
先立たれた妻から遺された愛犬を殺された元殺し屋のジョン・ウィックが復讐の鬼となる話。
意図的なんだろうけど、とにかく余分なストーリーを省きアクションに特化した映画。監督が元々アクションコーディネーターだったからか、とにかく人を殺す描写に迫力があり見応えがある。
ただ、ジョンが復讐を誓うエピソードがあまりに短かすぎて感情移入し辛かった感は否めない。同じ「怒らせちゃいけない」シリーズでいえば、「96時間」の主人公の怒りには共感が持てた分、悪党を皆殺しにするカタルシスがあった。
映画というよりPVのような印象を受ける作品。
個人的には"ディナー"担当者の登場シーンは好き。