世界観は同じなのに、前作の「トーキョーテイスティング」のようなマニアックなバカバカしさが今回は薄めで、観る側の心を掴むのに一定の時間を要したかなという印象。前作に引き続きのご当地出身有名人のシーンからが面白くなってきたけど、そこまでは笑いもややウケで今一つ起爆性に欠けていたかなと。
あまりクローズアップされなかった埼玉の独自性が前作のウリだったのに対し、関東vs関西の比較というフォーマットはバラエティでもよく取り扱われるためか、あの映画の世界観に絡めて笑いにするにはハードルが上がってしまった感がありますね。他の媒体でも見たことある「あるあるネタ」と被って、ネタ的に既視感があったからなかなか刺さり辛かったのが正直なところ。最終的には面白かったけど。
