来夢

ジョン・ウィックの来夢のレビュー・感想・評価

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)
3.8
他に観るものないし、微妙そうだけど観るかーって言って観たらナニコレ面白いってなったよね。あの時はまさかこんなにシリーズが続くとは思いもよらず。
まず個性的なガンアクション。もう倒れてる相手にも銃弾打ち込んで確実に仕留める容赦のなさ。カッコイイんだけれどちゃんと殺しているからカッコイイと思うことに罪悪感を覚えそうになるよね。でもカッコイイからいいや。っていう緩さもある。
そう、なんか緩いんだよね。キャラクターがどこか間が抜けているというか、いい意味で肩の力が抜けてる感じね。本格的なノワールってほど重たくもなく、超大衆向けアクションってほど生ぬるくもない。
更に独特な世界観。よくわからないけれど、普通じゃない世界だなって感覚だけがあるんだよね。これは2を観て納得するけれど、なんだかマトリックスを初めて観た時の感覚に近いかもしれないね。キアヌ・リーヴスだからってわけじゃなく、現実的な世界なのに異世界感があるってのがね。
あと犬ね。犬が最重要。
それ以上は特に語ることもない。
たいして深い映画でもない。
が面白い。
来夢

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