kuma

恐竜100万年のkumaのレビュー・感想・評価

恐竜100万年(1966年製作の映画)
2.0
台詞がない!紀元前の話だからね。
映画史に残る映画というだけで、今見てもそこまで面白くはない。ストーリーもあってないようなもんだし。

楽しみどころとしてはまず、名匠レイ・ハリーハウゼンによる特撮。ダイナメーションと呼ばれる技術で描かれるアロサウルスとトリケラトプスの闘いは、CGも無い時代の映像である事を思えばとても味わい深く、見応えもあります。どう見てもイグアナにしか見えない恐竜や、蜘蛛をドアップで撮っただけのシーンも混ざってますがその辺は気にしない方向で。
そしてもうひとつは、ヒロインであるラクエル・ウェルチの存在そのもの。そう、この映画は彼女を観る為にある映画といっても過言ではない。あの革ビキニ姿の為ならば、ちょっとした矛盾は見て見ぬ振り。ばっちりメイクもご愛嬌。お色気シーン的なものはないのでそこだけご注意。
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