nanaaron

6才のボクが、大人になるまで。のnanaaronのネタバレレビュー・内容・結末

2.9

このレビューはネタバレを含みます

男の子の成長記録(ガチ)。

1つの映画でかなりの年月を表そうとしているのに、出来事ばかりでなくて、感情の機微に深く忠実だから不自然さは無い。

それも、描かれているのは大人と子どもの繋がり・関係性によりフォーカスした、大人の目線で言えば“子育て”的な要素が強い。

子育ては特別な作業ではなくて、特徴的なのはいつも子どもは大人の姿を見てるってこと。

とてもアメリカン!

これが大人だよって隠さない(隠せない)し、ナチュラルな会話にオープンな関係を求め、前提とする。

大人を見て成長するのに、同時に子どもは親の居ないところで成長する。

つまり、確かめなきゃ大人は子どもの成長をなかなか掴みにくい。

そこがいつまでたっても面白いとこ。

その面で実父は、親なのに父親ではないから一緒に暮らしてない特殊な存在。

彼との物語に凝縮された子育てを感じるのはその為だと思う。

pink floyd歌う大学生たち……

ママいい仕事してますww
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