このレビューはネタバレを含みます
男の子の成長記録(ガチ)。
1つの映画でかなりの年月を表そうとしているのに、出来事ばかりでなくて、感情の機微に深く忠実だから不自然さは無い。
それも、描かれているのは大人と子どもの繋がり・関係性によりフォーカスした、大人の目線で言えば“子育て”的な要素が強い。
子育ては特別な作業ではなくて、特徴的なのはいつも子どもは大人の姿を見てるってこと。
とてもアメリカン!
これが大人だよって隠さない(隠せない)し、ナチュラルな会話にオープンな関係を求め、前提とする。
大人を見て成長するのに、同時に子どもは親の居ないところで成長する。
つまり、確かめなきゃ大人は子どもの成長をなかなか掴みにくい。
そこがいつまでたっても面白いとこ。
その面で実父は、親なのに父親ではないから一緒に暮らしてない特殊な存在。
彼との物語に凝縮された子育てを感じるのはその為だと思う。
pink floyd歌う大学生たち……
ママいい仕事してますww