Masato

ターザン:REBORNのMasatoのレビュー・感想・評価

ターザン:REBORN(2016年製作の映画)
3.5
フリーパス8本目

ハリーポッターシリーズのデヴィットイェーツ監督が送る新たなるターザンの物語。

監督で期待していたが、海外では散々な評価。ハードルを落として鑑賞したが、普通に良かった。クリストフヴァルツ最高。

ストーリーはターザンの後日譚といった感じだ。邦題のRebornはやや不適切なタイトルであり、原題のLegend Of Tarzanの方が適切。
ターザンが英国貴族になっていて、再び故郷に戻るという所から始まる。
そこから、故郷で妻がさらわれて助けに行くという話になる。

ストーリーには色もない単純なストーリーだが、雰囲気やアクションが後押ししてくれて面白かった。
「ソルジャーブルー」、「ラストオブモヒカン」どちらも西部開拓時代のインディアンを舞台にしたものだが、これによく似た雰囲気を出してくれて飽きなく観れた。

アクションに関してはジャングルを縦横無尽に駆け巡ったり、ゴリラとの戦いや、動物を利用したアクションは迫力があった。マッドマックスのように、コマ落とししてよりスピード感をだす手法を使っていて、見ていて爽快になるアクションだった。

アフリカの侵略といえばセシルローズだと思います。イギリス監督が自国の侵略に対する批判、歴史上の侵略に対する批判、白人の醜さを顕著に出していたが、ディズニーやDCやマーベルのように、アクションとメッセージの奥深さの両立ができていなかった点は残念と感じた。

アレクサンダースカルスガルドの6パック割れ割れの194cmのすらっとした体型に恍惚。マーゴットロビーの美しさときたら言葉が出ない。

余談だが、日本語主題歌のコレジャナイ感とダサさ。無駄なことしないでおくれ。
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