しばらく納豆食べたくなくなった。
牛乳もちょっと嫌かも。
心ではなく脳裏に残る映画。
点数換算するには低く留めますけど残ります。こびり付きます。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
青年·助六は刀鍛冶の家元·国義の弟子として田舎に居候中。
鍛治場になっている離れに知的障がいを持つ子·みさとの部屋を移そう、というところからスタートする。
障がいを持つ娘の介助に疲れている母·佳子にとって、息子の亀吉が東大合格射程圏内にあることが唯一の希望。
亀吉が勉強に集中できるように、との提案だった。
しかしその後、助六は一家の闇を次々と目撃することになり…
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ジャケット詐欺。事前情報が無いと可愛らしいジャケットにうっかり騙されちゃいそうで心配。
これは悲惨な人たちに感情移入しないで遠目からほうほう、と眺める映画。
最初、唯一 普通の人か?と気持ちを寄せそうになっていた助六にもあっけなく突き放されたので観察を決め込んだ。
倫理観そっちのけ。
性的虐待、近親相姦、性処理、ナニを切断、売春、放尿…なんでも揃ってる★
あの女優さん、障がい者演技が上手い…と、言うと差別的発言になるんだろうか?
とにかく言い辛いことを感じざるを得ない登場人物たち。
日頃 敢えて話題にしないような物事を真っ向から見せられ、否応なしにそれに対して不快感を抱くことになる。
胸糞と言うか、タブー。デリケートな部分を突いてくる。
光は情け容赦なく潰されていくので、「みんな死んだ方が幸せなんじゃ…?」と、冷淡なことを思ってしまう。
ギャグのつもりなのか知らないけど「なんでこんなデカいんだよ!」が全く笑えない。あんな性処理ヤダーw
終始ネチネチしてた割にあの最後はアッサリ。
拳銃ありがたやありがたや…
この映画ではいろんな悪事が出てくるけど、浮気が一番マシだと思える。
「台風一家」か…家や木々が巻き上げられるハリケーン並の台風だった。
この監督の作品はみんなこんな感じなんだろうか。
見たくないけど観たい…