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しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 〜とべとべ手巻き寿司〜のGUMIのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

しんちゃんはみんなの心の支えになる妖精だった。とっても可愛かった…

出たとこ勝負的な展開ではあったけど、私のように今でもしんちゃんを劇場で観ている大きなお友達を肯定してしまう、大きな愛を感じざるを得ないストーリーで。劇場での鑑賞必須と感じているものの、劇場で観るには嗚咽堪えるのが大変な作品でした。
しんちゃんに出逢ってるのと、出逢ってないのとでは人生まるで違うのです。この作品のヒールが物語っているように。
しんちゃんは誰のことも否定しないのですよね。当たり前のことに気付かされました。
説教臭く感じる人もいそうですが、時代が変化しても、変化するからこそ野原一家の価値観は不変だと思えます。淋しいオトナを救いたいという想いだとかは伝わります。

深キョン使いにも愛があって最高…リスペクトはいつ何時も大事です。
「深キョンすげえ!!」のセリフに全て込められています。深田恭子はすごいのです…
エンディングのアニメーションも満足度の高いモーションでした。
毎回、違和感のないゲスト声優の起用もナイスです。

初の3DCGであった意義は新しさとかではなく、アニメーションよりも予算カットできるからだろうと思わされるクオリティ。
通常ならばもっとウケたであろう小ボケも空回りする原因になっていて効果的じゃなかった…
今や、アニメーションよりも3DCGのが予算がかかるというイメージにはならないはずなので、安直な印象にはなる。
なんてったってみさえがあまりにも可愛くないんだもの…それはダメよ…!
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