アメリカのティーンネイジャーたちの一夜を描く群像劇。人多すぎてわけわからんくなる。
この監督、水を使った演出が好きなんだな。シルバーレイクもイットフォローズもそうだったけど、物語や登場人物の心が動く場面はみんなプールや川の上。
暗くて底が見えない不安さと揺れる水面の美しさのコントラストが、映画中に漂うこの地に足つかない夢見心地な感覚を後押ししてる気がする。
ストーリーとしては、ティーンネイジャーはお泊まり会(スリープオーバー)を経て大人に駆け足で急いでいくが、その時間はもう戻れないかけがえのないものですよ。っていう話。わりとありきたりだけど、この監督のオシャレ感と不安感に相変わらず引き込まれる。特に音楽のチョイスがいつも最高すぎる。
とはいえ前2作の方が好きだったな。