本当に美しくて素敵なマダムが主人公。
娘の母に対する敬意のなさがひどい。
思春期って親のありがたみもわからず、親を非難したりしがち。彼女は母親に対してだけ、その矛先を向ける。
夫は『妻はラドゥ（インドのお菓子）のために生まれた』とか『僕だけのためにラドゥを作ってくれ』とか男尊女卑もいいところ。インドも、そしておそらく日本も、古くからの慣習と言えばまだ聞こえはいいけど、相手を尊重することとはどういうことなのか、分かっていない男性が多い。
シャシが前半で自分のラドゥを多くの人に食べてもらってとても嬉しくなる場面、のちに先生に『起業家』と呼ばれてワクワクする場面に繋がって、観ていてこちらまで嬉しくなる。そうやって人に喜ばれることに生きがいを感じる女性だということを、旦那さんには分かってほしい。
語学教室の先生と友人が、彼女の強力な味方になって、さらに姪もすごく協力してくれて、心が温かくなった。
学んで、できるようになるのは、本当に素晴らしい✨
観ているこちらにもやる気を出させてくれる、爽やかで素敵な映画です！
