ちゃこ

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密のちゃこのレビュー・感想・評価

3.9
伝記映画だと知らずに見た。

ポスターの写真が、数字がバババッと並んでるから、マトリックスみたいにクールなプログラミング系かと思いきや、
もっとモサい感じのガチ理系だったw

こんな話、実話って認めたくない。「リリーのすべて」も同様、直視するのが辛い事実。これだけの人たちが苦しんで来たのかと思うとやるせない。今でもどこかである、本人を苦しめるだけの治療方法。
こんな結末だったなんて。終盤で一気に主題が変わる気がする。やっと彼を讃えることのできる時代になったんですね。アラン・チューリングさん、お名前覚えておきます。

「マシーンは思考ができるか?」に対するアランの回答が印象深い。良いセリフだった。
「マシンは人間とは違うんだ。違うふうに考える。面白い問題だよ。違うふうに考えるというのは、考えていないことなのか?人間に違いがあるのは誰もが認めていること。君はイチゴが好き、私はスケートが嫌い。君は悲しい映画で泣き、私は花粉症。なぜ違いが生じるのか。それは、それぞれの脳が違うふうに働いて、違う考え方をするからだ。人間がそうなら、ワイヤーや鋼でできた脳にも、同じことが言えるはずだ。」

ハリポタの学校使ってた?

変わり者の学者っぽい喋り方をする 笑
どもっていることが特徴的。発言が思考についていかないのかな。
子役の彼も、顔はベネさんとは似てないけど、キャラクターとか喋り方が同じ。
息遣いを感じさせる演技。

アランがジョーンを見つめる表情が素敵だった。

キーラさんはエリザベスって名前の役多いな
キーラさんが画面に入ってくると途端に華やかになる。女性ということに加え、髪色、臙脂色やブルーの目を惹く色の服をきてるからってのもあるね。

背景などが目の色、肌の色に合わせて選定されていて、洗練されている。
白人は画面が明るくなって良いね。
黒人さんは画面が引き締まって見えたりしてかっこいい。
でもこの映画黒人さん全く出てこなかった。そういう舞台設定だから仕方ないのかな?
ちゃこ

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