~社会と映画の関係~
この作品にはいろいろなテーマがありました。戦争と科学技術の発展の結びつき、天才数学者アラン・チューリングの人生と彼を取り巻く人間関係、そしてLGBT問題……
何よりも驚くのは英国政府がアランの事実を隠し続けていたこと、そして今だからこそ、この映画が製作できたという事実です。社会と映画製作の関わりについろて深く考えさせられました。
ベネディクト・カンバーバッチはとても良かったし、キーラ・ナイトレイ扮するジョーンが、アランを偏見なく正当に理解しようとしていたところも忘れられない。