シリーズ３作目は河童伝説、しかも人喰い河童というね、もうワクワクしかありません。
今回投稿されてきたビデオは、とある沼で魚釣りをしていた若いカップルが河童らしき生物と遭遇するというものだった。
前回の幽霊事件で負傷した工藤Dは入院中のため、今回は市川ADと田代カメラマンの２人が投稿者たちと共に現地へ調査に乗り出すのだが。。
今回は欠席かと思われた工藤Dでしたが、河童を捕獲する夢を見た＝正夢、こりゃあ入院してる場合じゃない！と松葉杖ついて病院を抜け出し自ら河童の捕獲に乗り出すというね。
工藤D、、本気度は分かりましたけど安直過ぎますってば。。
しかも捕獲作戦のはずがいつの間にか近所の住人とタッグを組んでの河童一族との戦いになっていくし、その戦いもまさかの肉弾バトル、上半身裸でMMAファイトスタイルの工藤D、呪術の力で？松葉杖も必要なくなって？いよいよバトルかと思いきやまさかの相撲対決とかどんだけ笑わせてくれるんですか。
それにしてもバトルの終盤でバックに登場した巨大なアレは実はあの人だとは説明がないと分かりませんてば白石監督（特典映像観て分かりましたけど）。
そしてキーワードの「こっちへ来い」とはラストで２人がそうなったってことですかね。
こういう終わり方をするということは、シリーズものだしもしかして繋がっていくということなのか？
う〜ん、ますます次作が楽しみになってきたぞ。
【補足】
本DVDの特典映像に白石監督のインタビューが収録されていました。
このシリーズを撮ることとなった経緯や、３作目となる本作までの振り返り、また今後の展望を熱く語っておられました。
元々、低予算での『Xファイル』を意識して始めたということで、やはりシリーズとして繋がりを持たせようとしているということが分かりました。
あと印象的だったのは、フェイクドキュメンタリーの極意とは " 本物のように大嘘をつくこと " ということ（←まあ概ね納得、、かな、、）、そしておふざけは嫌いなのでお笑いを撮る気は毛頭ない！と真顔で言い切ったのにはさすがに小一時間ほど問い詰めてろうかと思ってしまいました。
いや、十分ふざけてると思いますし、笑わせて頂いてますのでね。
ただ " アグレッシブなおかしな人 " をやりたいとおっしゃっていたのは十分伝わってきましたし、そこに魅力を感じているので引き続きこのシリーズ、白石監督についていきたいと想いを新たにしたのでありました。
さあ次はいよいよトイレの花子さんです。
ワクワク。
