" 超 " が付いてまだ２作目なのに、これをもってシリーズは終了というね。
とある森の中で動画を撮っていた男が、謎めいた一人の少女と遭遇する。
少女のことが気になった男にいつしか恋心が芽生え、少女の身辺などあれこれ調べ始めるのだが、その少女には恐ろしい秘密が…
今回は蛇女がテーマなのですが、構成がこれまでとは違っていて、いきなり投稿動画で始まる展開。
でもこの動画がかなり長くて正直ダレる。
さらにストーリーもまさかの純愛系で、 " 超 " が付いたことだし従来とは違うことをやりたいという意志は感じるものの、この路線変更が裏目に出たというか、僕が観たいのはこれじゃないって感じだったのが正直なところ。
90分という尺の長さもちょっと…
やっぱ " コワすぎ " は70分という短尺が良いわけで。
とはいえ、素手で蛇をつかむ市川AD、依頼者にビンタをかます市川AD、いつもの工藤Dのお株を奪うような市川ADの暴れっぷりは良かったし、相変わらずのショボキモCGも健在で、その辺は楽しめました。
そんなこんなで長らく楽しんできたシリーズも本作をもっておしまいとなるわけですが、完結という感じではないので、ぶっちゃけ打ち切りになったのでしょうね…
それでもちょっと寂しいというかロス感に見舞われていたら、何と来月"戦慄怪奇ワールド〜"なる新作が公開されるというね。
こっち（田舎）での劇場公開はなさそうなのは残念だけど、白石監督作品はまだ温めてる作品が幾つかあるので、そっちをボチボチ鑑賞しつつ、レンタルか配信に来るのを気長に待ちたいと思ったのでありました。
