もやし

グリーン・インフェルノのもやしのレビュー・感想・評価

グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)
5.0
ついに見ました笑 テーマが独り歩きしてて見たという事実だけが大事な映画だよね笑 俺はイーライ・ロスの代表作が見たいという思いだったけど。


イーライ・ロスの作品って胸糞とかグロとかばっか取り上げられるけど、単純にストーリーがかなり面白いよね。登場人物のアイデアも細やかな脚本も。


主演の女子大生は、頑張る人が大嫌いな冷めた感じの親友といつも一緒にいる。親友はデモしてる人とかを心底馬鹿にしてる。だよねーとか適当に合わせてる主人公だったが、デモしてる集団の一つに、一人やたら惹かれる人がいることに気付く。あいつみたいな奴が一番キモいなーとか親友が言ってて、いや、それとカリスマ性は紙一重かもよ?なんて返して。

そしたら主人公美人だからメンバーの一人から下心全開で勧誘されたのでそれを期にちょいと覗きに。
最初は穿った発言をしてカリスマ男から一発退場食らうも、それが逆に火がついて私にできることは何でもやるわ!みたいな。

ペルー?の森の伐採やってる連中に問題提起しようという作戦。
でもそいつら武装してて、下手したら撃ち殺されるのではな感じなんだけど、スマホで中継すれば相手は撃てるわけがない。俺等の武器はスマホだ!という熱い展開。

作戦は成功で帰り道フォー!!って盛り上がってたら乗ってる飛行機墜落。

墜落でもちろん死人も出て、残された人達は急に吹き矢飛んできて気絶。

食人族! 食人族! と言いたいだけの展開笑

解体ショーはもちろん麻酔もないから地獄すぎる…

残りは檻に入れられてるんだけど、これから自分も同じ目に遭うと思うと… その恐怖がこっちにまで伝わってきて怖すぎる…



でもぶっちゃけこのまま恐すぎることが繰り返すだけならキツいはキツいけど、映画的にはあまり面白くはないなーなんて不謹慎なことを考えてしまってました。でもこの映画の触れ込みって一応エンターテイメントなんですよね実は。

吹き矢で見張ってる奴がいる中でどうやって抜け出すかを必死に考える。その中で錯綜する人間ドラマ。そして留まることを知らない恐怖。

いつもの如く登場人物達の魅力が最高。

とても楽しめました!
もやし

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