もやし

ユー・ウォント・ミー・トゥ・キル・ヒムのもやしのレビュー・感想・評価

5.0
どういうこと?どういうこと?どういうこと? あーーーーー…って映画。



高校生の主人公がチャットで知り合った女性を好きになってしまったことで起こった実際の事件を元にした映画。


正直遊びとはいえあんな美人の同級生と仲良くて立ち位置的にも完全リア充な主人公がチャットだけのやり取りで何でそんなに好きになるのかは不明。
よほど文章が上手いんだろうか。それとも幻想を抱いちゃったのかな?



途中から絶対ありえない話になっていくから誰もがどんでん返しを確信するわけだけど、何つうかいざ提示されるとドン引きというか、え、これマジなの?ってなる。
これぞ本物のマジ◯チ。



どんどんチャットにのめり込んで学校にも行かず、他のことに関心もなくなって、外にも出なくなっていく主人公を見てると、今の用事以外ほとんど家に居て映画だけ馬鹿みたいに見てSNSばっかの自分の生活が重なって、どこか特別な映画に感じた。今の生活は割とヤバいんだと気付けた笑(たぶん余程のことがないと変えられないけど…笑)



ラストは僅かな救いと、どうしようもない救いのなさが両方呈示されて、かなり複雑心境エンド。

いやあ元の生活に戻っているのを祈るばかりですよ。
もやし

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