ひとの願いというものの業の深さということでしょうか。
誰かを助けたいという祈り。
それが叶わなかったときの怒りと憎しみ。待っているのは、人を呪わば穴二つ。
それでいて、祈りが届けばいいってもんでもない。届くとわかった途端、それが当たり前になる。助けてくれないことが、害悪とみなされる。
それでもなおひとは、願いのままに生きてゆく価値があるのか。
言いたい流れはなんとなくわかるんですが、うまいことまとまってない印象。
主人公の妹がいい感じにセンシティブなことをのたまうのですよ。
vsそこに絞って後半は展開すると好みだったかも。
その妹の中の人が玉城ティナ。若い。というか幼い。
この頃でいったいいくつだったんだろう。存在感がズバ抜けてましたですね。土佐弁だし。アヴェ・マリアだし。