天の茶助の作品情報・感想・評価

天の茶助2015年製作の映画)

上映日:2015年06月27日

製作国:

上映時間:105分

2.8

あらすじ

白い霧が漂い、どこまでも続くような広間。そこでは数えきれぬほど多くの脚本家が白装束で巻紙に向かい、下界の人間たちの「シナリオ」を書いていた。人間たちは彼らが書くシナリオどおりに人生を生き、それぞれの運命を全うしているのである。茶番頭の茶助(松山ケンイチ)は脚本家たちに茶を配りながら、そんなシナリオの中で生きている人間たちの姿を興味深く眺めていた。中でも、口のきけない可憐で清純な女性・新城ユリ(大…

白い霧が漂い、どこまでも続くような広間。そこでは数えきれぬほど多くの脚本家が白装束で巻紙に向かい、下界の人間たちの「シナリオ」を書いていた。人間たちは彼らが書くシナリオどおりに人生を生き、それぞれの運命を全うしているのである。茶番頭の茶助(松山ケンイチ)は脚本家たちに茶を配りながら、そんなシナリオの中で生きている人間たちの姿を興味深く眺めていた。中でも、口のきけない可憐で清純な女性・新城ユリ(大野いと)への関心には恋心にも似た感情があった。 そのユリが車に跳ねられて、死ぬ運命に陥ってしまったことを知る茶助。ユリを救う道はただひとつ、シナリオに影響のない天界の住人・茶助が自ら下界に降り、彼女を事故から回避させるしかなかった・・・・。

「天の茶助」に投稿された感想・評価

sei

seiの感想・評価

2.0
世界観や設定に関しては目新しさがあり、導入部分の描きかた等、面白く感じた。

個人的に、最もこの作品で受け入れることができなかった点が、キャラクター造形だった。

特にヒロインに関しては、ナレーションで全てを語ってしまうのは良くなかったのではないかと感じた。
物語を動かす軸になるのは茶助であるが、物語の軸となるのはヒロインである彼女なので、その彼女のバックグラウンドが言葉で露呈されると彼女自身の魅力を探るこちらの余地が狭められて感情移入しにくくなる。
彼女に感情移入できなければ、茶助がどれだけ頑張って行動しても、どれだけ感動的なメッセージ性を含んだ物語であっても、全て薄くなってしまう。
そこがとても残念に感じた。
monja

monjaの感想・評価

3.5
序盤は退屈だったけど段々と面白くなってきた。
ただのお茶汲みとか言いながらスペック高いな。
妹のセリフは人間の本質をついてる。
ただで何かをしてもらうとそれが当たり前になり、いざしてくれなった時は不平不満から憎しみへと変わる。
ガーコ

ガーコの感想・評価

3.5
みんな真面目なはずなのに、よく考えるとおかしな世界観…?

天界では、人間一人一人にシナリオが与えられ、人々はそれ通りに生活しています。

ちょっとでもシナリオが狂うと、他の人にも影響してしまうという、複雑な状況にも関わらず、茶助は交通事故で死ぬ予定の少女の命を助け、シナリオを書き換えてしまいます。

死ぬはずだった人間を生かしてしまうという暴挙に出た、天助のあまりの無茶ぶりに唖然としました。

死んでも神輿に乗り続けた超人な体を持った天助は、ただでは起きそうにないですね。
Sayca

Saycaの感想・評価

4.0
こういう設定好き!
やっぱ松山ケンイチさんはこういう方言がうまい!舞台を思い出す。
SABU監督最新作の「ミスター・ロン」が素晴らしかっだので過去作をチェック。

メタ構造の設定は期待を煽られるものの、新鮮味はなく、初期作品のドライブ感なぞ皆無。

ファンタジー作品として素敵な話にしたいのだろうがあまりに厳しい冗長さ。
主人公のナレーションがまどろっこしく、映画的な色気を損なっている。

〜〜〜〜

沖縄が舞台でオフィスキタノ作品だからと言って大杉漣に、寺島進の出演には興が削がれた。

沖縄を舞台にした映画は沖縄の人に撮ってもらえばいいと思う。
らいと

らいとの感想・評価

3.1
面白かった。
もっと、盛り上がってもよさそう。。と思ったら終わってしまった。
らら子

らら子の感想・評価

2.5
ま~~ファンタジー・ラブストーリーってことで、設定に無理があってもいいんじゃないかと(笑)
お話的には面白いと思います。でも、天界で脚本家たちが人間の人生を書いているというベースなので、あちこちに話が飛んじゃったりでちょっと観ずらいというか。
もしかしてSUBU監督自ら原作を書いていらっしゃいますが、『ベルリン・天使の詩』からインスパイアされたとか? って私が勝手に感じたのですが。
エイサー・バトルダンスシーンはミュージカルファンとしてはとても楽しめました。
あと、私はいわゆるしょうゆ顔、塩顔がイケメンだとは思わないのですが、伊勢谷友介! かっこいいなぁ~と初めて思いました(笑)
(ま、イケメンって結局主観なので人それぞれですが)
キャスティングはすごくいいですねぇ。

ファンタジーだということを忘れずに観たら、楽しめると思います。
santasan

santasanの感想・評価

2.6

このレビューはネタバレを含みます

ハチャメチャなストーリーで設定もコロコロ変わっていく。ある意味そのセオリーを無視した展開こそがこの映画の見所かもしれない。茶助に治療を求める民衆の描き方には疑問を感じるが、妹役玉城ティナの土佐弁棒読みセリフ「病気で苦しんでる子がおったら兄ちゃんの責任になるんぜよ。治せる兄ちゃんが治せないことになるんやから。」という核心を突いた言葉を活かすためにはしょうがないか。
マト

マトの感想・評価

2.0
ヌルいわー。この中途半端なファンタジーさ。思い切りのよさみたいなもんがまったく感じられない。SABU監督の初期作品は大好きだっただけにこのキレのなさは哀しくなる。
しかも下界よりも天界のほうが前時代的でなんだかなぁ。
これもう一回観るくらいならフェイバリットムービーの「ポストマンブルース」を100回繰り返し観るほうがはるかによい。
天界に人生を書く脚本家がいて、その脚本家に人生を操作されているっていう設定は面白かった。ツッコミどころもあったけど、ゆるーいファンタジーで良かった。
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