このレビューはネタバレを含みます
【 THE GOOD Life 】
1983年にスーダンでおきた第二次スーダン内戦
村を襲われ孤児となったマメール達。
ケニアを目指す道中で軍人に見つかるマメール。
兄のテオがとっさに「仲間とはぐれた」と嘘をつき マメールの身代わりとなり兵に捕まる。
1200キロを超える道のりの先にたどり着いたケニアの難民キャンプ。
13年後 青年になったマメール達は
アメリカの難民 受け入れにより渡米する
ロストボーイと呼ばれた彼ら
文化、暮らし、建物、食べ物、乗り物と
余りにも違う環境にマメールたちは呆然と
立ち尽くす。
働きだすが、自分の意思に反することに
従わなければならないことに対して葛藤が続く。そんな時に兄テオから連絡が。
いくら生活が豊かになろうとも埋められないもの「誇りを忘れるな、前へ進め」祖先や兄弟たちの言葉を胸にロストボーイと呼ばれたマメール達が見つけた自分の道。
ラストにマメールがテオついた【⠀嘘 】 に心が痺れた。
難民キャンプや内戦がつづく国のことを知ってはいるが、他人事だと思ってしまう。
これからの自分が出来ることは何か、考えさせられる作品。