FutosiSaito

X-MEN:アポカリプスのFutosiSaitoのレビュー・感想・評価

X-MEN:アポカリプス(2016年製作の映画)
3.9
 Xメンの再構築で「フューチャー&パスト」の続きということをふまえないと、なかなか乗れない。
 しかし、サイクロプス(とジーンも)の能力を解放させる場面など、盛り上がるところは多い。異形、異能のミュータントがその個性をいかんなく発揮できると諭すのは、一つのテーマだ。
 何よりも、Xメンはチームであり、その力がアポカリプスとの違いであり、強さである。
 そして、プロフェッサー。ロン毛の彼がなぜスキンヘッドになったのか。
 このエピソードも興味深かった。
 最初の三部作とは違う時間軸なのだが、監督は最初と同じブライアン=シンガーだ。
 同性愛者をカミングアウトしている、この監督に通底するテーマは同じだ。マイノリティ。
 しかし、ニコラス=ホルト、『マッドマックス怒りのデスロード』で白塗りの彼が、ここでのビーストだとは。驚いた。
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