『アベンジャーズ』のハルク
『パイレーツ・オブ・カリビアン』のエリザベス
この2人が今回、曲を作ります。そんなお話。
自分は音楽的センスが皆無なんだけど、
観ていてとても心地よかった。
それもそのはず。
『Maroon 5』のアダム・レヴィーンが
実際出演し歌っているから。
それにキーラ・ナイトレイの
ハスキーがかった歌声も魅力的。
物語はシンガーソングライターのグレタ
(キーラ・ナイトレイ)と、
音楽プロデューサーのダン
(マーク・ラファロ)の2人が出会い、
紆余曲折ありながらも人々の助けを借りて
アルバムを作成していくというもの。
ストーリーもさることながら劇中歌
『Lost Stars』が何より素晴らしい。
さすがアカデミー賞の歌曲賞ノミネート曲。
冒頭で流れる曲を、
“視点”と“バックミュージック”を変えて
再度流すという手法もかなり良い。
グレタが歌った曲とダンが聞いた曲の聞こえ方の違いを映像として上手く表現しているなと。
また劇中でダンが言った
「陳腐でつまらない景色が美しく光り輝く
真珠になる──音楽でね。」
普段見慣れたなんてこともない街も、
音楽があれば輝いてみえる。
そんな言葉を、街の煌びやかなネオンで
上手く表現していたように思う。
何ていうか全体的に柔らかく明るい
“女性的”な映画だなと。
前向きになりたい方におすすめ!