Kou

貞子のKouのレビュー・感想・評価

貞子(2019年製作の映画)
2.2
映画好きな友人たちと『耐久映画観賞会』第3弾。
皆さんご存じ「くる~ きっとくる~♪」で
おなじみ『リング』シリーズの続編です。
何作出てるんだろう?と思って調べたら
7作も出てました。さすがの貞子も
こすりすぎてもうツルツルです。


本作は貞子の名を冠するものの、
呪いの拡散ではなく、肉体の復活を
主軸に話が進んでいくので、
そんな貞子貞子していません。
「じゃあどこで繋がりがあるの?」というと
霊能者、祖父江初子の娘が
”貞子の生まれ変わり”として
悪さしたりしなかったりするっていう感じ。

(話が進むにつれ、娘は生まれ変わりではなく
貞子の媒体とされているだけだと分かる)


そんなヤバイ少女をカウンセリングするのが
新米カウンセラーの茉優(池田エライザ)
本作の魅力のちょ~~~ど10割が
彼女のかわいさによって成り立っています😍
ナース服みたいなのがよく似合ってます。
かわいいのに色っぽいです。
エロいです、エロイザです(言いたいだけ)


また、第1作『リング』を監督した中田秀夫が
本作も務めているので、第1作から観ている人には
ちょっとしたサプライズもありますし
(『リング』で呪いの犠牲者の
第一発見者を演じた佐藤仁美が同役で
しかも語り手として出演している)
展開も彼が生み出した
Jホラーのフォーマットどおり。


ただね、それだけ。
それでも20年前なら良かった、
センセーショナルで。
でも20年間その味のまま。
さすがに飽きちゃう。
だからこそ、ここで
新しい要素を入れてきてほしかった。


というと「いや新しい要素入ってるやん❗️」
制作者はそういうかもしれません。
たしかに”なりたい職業ランキング1位”の
YouTuberという職業を導入として使ったり、
旬のYouTuber(水溜りボンド)が
エキストラとして登場していたりと
新しくはあるかもしれません。
けど、それで誰が食いつくの?🤔


旬の女優に、旬の職業、旬のYouTuber。
それを目当てに観に来た人は本当に
映画自体を好きになってくれるんだろうか?
自分は映画としての本質を
見誤っている作品に感じてしまいました。

”なに”を見せるかではなく、”誰”を見せるか
になってしまっている今の邦画が
(少なくとも今作)自分は嫌いです。



(おまけ)
もう2度とやらんって話。
去年のクリスマスはアイシングクッキー🍪
なるものに挑戦したんですよ。
IKEAでお菓子の家つくるキット
みたいなのが売ってたんで。(https://m.ikea.com/jp/ja/catalog/products/art/40374295/)


そしたら屋根が真っ二つに割れてるわ
そもそもくっつかんわ(※)で
結局3時間くらいかかりました…

おれ「あと30秒抑えてくっつかんかったら
   もうこれこれ壊すわ」
彼女「いいよ(すでにやる気なし)」
クッキー「ぽとっ」
二人「」
↑これを3時間やってました。


皆さんはクリスマスだからといって
自らのポテンシャルを超えるようなことは
しないようにしましょう。
IKEAは悪くない、悪くないんだけど
もう2度と作りません。
買ってきたケーキ食います。

(※アイシングの分量を間違えていただけでした。
既製品のでくっつけたら30秒でくっつきました。
IKEAさんごめんなさい💦)



2020年1月1日 3本目
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